種子島は、鹿児島の南に浮かぶ島。

その形はやさしい曲線を描き、周囲には青々とした美しい海が広がっています。

一年中温暖な気候で、豊かな自然がたくさん残っています。

また、種子島は農業、漁業、畜産業がとても盛んです。

農業では、さとうきびやマンゴー、パッションフルーツなど南国フルーツの他、お米、種子島茶も有名です。

そして近年人気になっている安納芋。

種子島を車で走ると、水平線をバックに広がる安納芋畑を見る事ができます。




こだわり工房ひょうたん島は、そんな種子島の安城という地域にあります。

1996年に夫婦ではじめた工房。


「ひょうたん」の形をしている種子島の地で、

素材・種子島・人に「こだわる」

という意味で、こだわり工房「ひょうたん島」という名前をつけました。

創業当時から安心・安全・種子島にこだわった、お菓子作りを続けています。

今では仲間たちも増え、皆で作業をしていますが、その精神は変わりません。

自然豊かな景色が残るゆるやかな時間の流れの中でひとつひとつ、丁寧にお菓子を作っています。

「ひょうたん島」は人との出会いがきっかけで生まれました。

ひょうたん島がある種子島の安城地区と、愛知県の安城市。

同じ地名の縁で、長年交流が行われました。

お互いの小学生が違いの安城を訪れたり、農業を通じての交流等。

そんな交流が続いた13年目。

この交流を形に残したい、そんなお互いの思いから愛知県安城市のお菓子屋さんのアドバイスをいただいて、

安納芋スイートポテトが生まれ、「ひょうたん島」が生まれました。


ひょうたん島を作って下さったたくさんの方との縁。

このご縁を大切に、日々、努めています。

種子島の安納地区を中心に栽培されてきた芋の中から、鹿児島県農業試験場において、
色・味・形の優れたものを開発し、平成10年に品種登録されたのが現在の安納芋です。

種子島の、暖かい気候とミネラルたっぷりな土壌は、安納芋の栽培に最適で、

ここで育つ安納芋は、他の地域で作られたものとは甘みの強さが大きく異なります。

ひょうたん島では、自家農園で、苗から大切に安納芋を栽培しています。

工房では、手作業でひとつひとつ製造しています。

工房では手作業で生産をしているため、大量生産はできませんが、

素材にこだわり、工程にこだわり、まごころこめて、

丁寧に確実にひとつひとつ作っています。

種子島の味を味わって頂けるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。